授乳クッション不要論☆
最近とても多いと感じます。
このようにして抱きますよ。
↓
【左側に抱く場合】
赤ちゃんの背中をまっすぐに伸ばさないように気を付けながら、
自然な姿勢のままで、
ママの肘の内側で赤ちゃんの首を支え、
そのまま足の付け根をしっかり握るようにつかみます。
ママのお腹に赤ちゃんの体を密着させて安定させます。
右手はおしりの下に添えるようにします。
生まれたての頃ならば、
まだまだ赤ちゃんが軽いので、
首、おしり、ママの腹部を密着させていれば
片手でも抱くことができます。
(実際には片手抱きは危ないので、必要最小限にしましょうね(^^;)
要は、片手で抱けるくらいに、
しっかり抱いてくださいということですよ(^^)
ママの腹部に密着させてしっかり抱くと、
腕の負担はそれほどありません。
「授乳クッション」は、
産後には必須アイテムのように扱われていますが、
あくまでも、
授乳中のママの負担を軽くするためのもの
に過ぎません。
頼りすぎないようにしましょう。
「乳房にしこりができて痛い」、
「乳首が切れて痛い」などの
授乳中のおっぱいトラブルで母乳相談室に来られるママの
普段の授乳をまず見せてもらうと、
もれなく皆さんが、
授乳クッションにまず赤ちゃんを乗せます。
それからおっぱいを出して、
片手で赤ちゃんの首を支えて乳首に近づけていきます。
この時の手は左右様々で・・・
とにかく、吸いつけるまでがとてもやりずらそう。
吸いついたらそのまま手を適当な場所に添えています。
私から見ると、
とてもやりずらそうな体勢です。
抱っこしないでクッションの上に
赤ちゃんを乗せているだけの状態だと…
赤ちゃんは安定しないため、モゾモゾ動いたりして、とても飲みにくそうです(T_T)
くわえ方も浅くなるので、乳房には乳汁がたまり、うつ乳状態(T_T)
何度もしこりや乳頭の傷を繰り返し、
なかなか改善しません。
おっぱいトラブルの原因は、
だいたいがこのクッション授乳のために
しこりや傷のケア・手当てをするのはもちろんですが、
抱っこの仕方と授乳姿勢を指導させていただくと、
かなり改善されていきます。
(でも、悲しいのは、生後3ヶ月過ぎまでの長い期間このやり方を続けてしまうと
赤ちゃんがその飲み方自体に慣れてしまい、
しっかり抱こうとすると嫌がったり、
おちょぼ口で飲むことに慣れてしまい、
なかなか改善するのが難しくなってしまうことです。
本当に、早めの相談が大事なのです!!)
授乳クッションは、
高さ調節のためと、
ママの体の負担を軽減させるためのもの。
ずっと使っていくものではありません。
基本的には、クッションがなくても授乳できるようになりましょう!
そのためには、しっかりと赤ちゃんを抱くことが大切です。
もし、授乳クッションを使うのであれば、
赤ちゃんをしっかり抱いて、
赤ちゃんが真正面から乳首を深く加えられるようにママのほうに身体ごとむかせて
お口に乳首を乳輪まで深く 入るようにします。
赤ちゃんが
飲み始めるのを確認してから、
隙間にクッションを挟み込みましょう。
↓
写真の白いおっぱい部分は、
乳房模型です(笑)
赤ちゃんの体重にもよりますが、
産後1ヶ月を過ぎてくると、
赤ちゃんが、だいぶ大きくなるので、
授乳クッションはだんだん邪魔になります。
真横に抱かなくても、
写真のように、ママの太ももに赤ちゃんのお尻おいて座らせるようにして抱いても飲ませられるようになります。
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授乳クッションは、少なくとも生後2~3ヶ月くらいに大きくなったら、不要です。
分厚すぎる授乳クッションは、本当に小さい時しか使えないですし、
上半身を高くして寝せたいときにも高すぎて使えない…など不便なので
買うのであれば、あまり厚くない物のほうが、授乳時以外にも使えておすすめです。
なければなくても、
全然大丈夫ですよ~(^O^)/
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