しあわせの産後ケア
はじめてのことは、何でも不安がつきものです。
でも、となりに見守ってくれる人がいたら、心強い。
助産師は、例えるなら、真っ暗なトンネルを歩いて進もうとしている人の横に寄り添う伴走者。
または、波に揺られている船たちが無事にたどり着けるよういつも明かりをともして導く灯台守。
そんな役目の助産師が、いつもあなたを見守っています。
ひとりで頑張らない
いつでも頼っていいんです
しあわせの産後ケア・メニュー・料金
1.出張産後ケア(産後28日目まで)
1)沐浴または沐浴指導と母乳相談、授乳支援(乳房ケア含む)
・1回 120分
・料金 11000円(出張料含む)
体力を消耗する沐浴全般を助産師に任せてみませんか。
お身体が回復してきたら、助産師が見守る中でご自分で実施するのもOK!
退院後の1~2週間は、赤ちゃんの成長もゆっくりです。
ママの乳房は急激に変化するので不安の大きい時期です。
母乳育児確立のためにも、初めの1~2週間のすごし方は大切です。
ご家族のサポートが少ない方や、不安が強い方は是非ご利用ください。
退院翌日から、最大7日間連続での訪問が可能です。
ゆっくり自分のペースでママになっていきましょう。
※ 秋田県内各市町村の「母乳育児相談補助券」が使えます。
受診の際に、所定の欄にご記入の上、お持ちください。
・1回 60分
・料金 6000円(出張料含む)
授乳の心配はないけど、沐浴が心配・・・。
そんな方には、出張で沐浴ケアを致します。
育児相談も兼ねていますので、時間内で聞きたいことをご相談くださいね。
退院翌日から、最大7日間連続での訪問が可能です。
ゆっくり自分のペースでママになっていきましょう。
2.母乳育児相談
・ 母乳育児相談料(乳房ケア料金):5000円
・ 初診料:2000円、
・ 出張料:2000円~
(距離に応じて、加算があります)
※ 秋田県内各市町村の「母乳育児相談補助券」が使えます。
受診の際に、所定の欄にご記入の上、お持ちください。
~母乳育児相談対応内容~
①母乳育児が確立するまでのサポート(退院後~3か月頃まで)
(0~3か月頃までの定期サポートが可能です)
母乳量をふやしたい、母乳が足りているか心配、
ミルクの足し方・増やし方・減らし方がわからない、
赤ちゃんの抱き方・吸わせ方がうまくいかない、
乳首に全く吸い付けない、保護器を使っている、
赤ちゃんがよく泣く、寝ない、
赤ちゃんの体重の増えが悪くて心配、
母乳が出過ぎてつらい、搾乳の方法が知りたい、
添い乳の方法が知りたい、楽に授乳する方法が知りたい、
赤ちゃんが順調に育っているか、これでいいのか心配
・・・などなど
②母乳育児中の不安(全授乳期間中)
母乳の出が悪くなってきた気がする、
赤ちゃんが寝なくなってきた、赤ちゃんの体重の増えが悪い、
乳首を噛んだり引っ張ったりする、遊び飲みをする、
大きくなってきて抱き方がしっくりこない、
授乳しても乳房がすっきりしない
授乳回数が減って来たけど大丈夫?
・・・などなど
③乳腺炎などのおっぱいトラブルへの対応(全授乳期間中)
乳頭の痛み・亀裂・白斑・発赤がある、乳房のしこり・痛み・発熱・発赤がある、
乳汁がたまっている、乳房がチクチクする
・・・などなど
④卒乳・断乳後の乳房ケア
おっぱいを卒業した後(断乳・卒乳)の乳房内にたまった乳汁を優しく排乳します。
ご自分で搾乳できない場合や、乳房に痛みやしこり、不快感が残る場合にご利用ください。
1~3回のケアで終了します。
終了時には、当院オリジナルの「卒乳証書」を授与します。
(卒乳に向けてのスケジューリングなどのご相談は、育児相談をご利用ください。)
~ケア内容の例~
*カウンセリング(育児状況やお母さんの体調の確認、お産の振り返り、今の気持ちなどじっくり聴きます)
*授乳の状況の観察(授乳姿勢や抱き方の指導、赤ちゃんが乳首をとらえられるように援助します)
*赤ちゃんの身体計測・発育評価
*痛くない乳房ケア(優しい手技で乳頭や乳房をケアします。乳汁排出や、乳房周辺のリンパの流れをサポートします)
*セルフケア指導(ママが日常生活の中でご自分で無理なくできることを一緒に考えます)
など・・・
赤ちゃんのご機嫌に合わせて、臨機応変に行いますのでご安心ください♪
3.育児相談
1回60分 3500円
育児中のお悩みはなんでもどうぞ。
オンラインの育児相談もあります。
(オンラインページをご覧ください)
4.温活ボディケア
(バザルト®ストーントリートメント)
・全身コース90分:12,000円
・部分コース(肩~腰背部・下肢・上肢)30分:3,500円
・足湯、置き石コース 15分:1,500円
ホットストーンを使った、全身のオイルトリートメントです。
ホットストーンの遠赤外線効果で、リラックスと血流促進で、母乳分泌アップも期待できます。
(母乳が出すぎる方は事前にご相談ください)
カラダの芯まで温まり、ぐっすり眠れるようになる方も多いです。
赤ちゃんと一緒にご来院の場合は、
部分コース・足湯置石コースのみとなります。
★授乳で悩んだ時は、1人で頑張りすぎずに
お早めにご相談ください!
~幸せな母乳育児を目指して支援いたします~
産前産後ケアハウス・助産院ばーす
【電話】090-7566-4827
【公式LINE】トップページからご登録ください
担当助産師:石岡まで
♪♪ お気軽にお問い合わせください ♪♪
ご利用の方へ
●必要な持ち物●
1.妊婦さん:母子手帳
2.産後の方:母子手帳・母乳育児相談補助券・フェイスタオル3枚(乳房ケア時の母乳ふき取り用)・バスタオル1枚(体重計用)・おくるみ(バスタオルでも可。体重計用バスタオルと別に、赤ちゃんを包めるものをご用意ください)
★助産院へ来られない方へ★
ご自宅への出張ケアも可能です。
どうぞご相談くださいませ。
(ホットストーンを使った施術は、助産院でのケアのみとなります)
→ 出張可能エリア(秋田市・由利本荘市・大仙市・仙北市・潟上市など)
出張の場合は、助産院からの距離に応じて交通費が追加されます。
産後ママの心とカラダ
命がけの大仕事であるお産を終えて、ホッとしたのも束の間、すぐに赤ちゃんとの日々が始まります。
赤ちゃんが泣くたびに、オムツ交換や授乳、げっぷだしに、寝かしつけ抱っこ。
慣れない子育てで、「休む暇もない!!」と泣きたくなるママもたくさんいることでしょう。
産後、ママの体と心は、大きく変化していきます。
1)出産の疲れが回復しきれない状態で、育児へ突入していく
出産後2か月間は、「産褥期」といい、ママの体が回復していく大切な時期です。
授乳の合間は布団に横になり、こまめに休息をとりましょう。
出産という大仕事を成し遂げた「子宮」が元に戻っていくこと(子宮復古といいます)を助けてくれます。
子宮が妊娠前の大きさに戻るのに、だいたい6~8週間かかると言われています。
2)女性ホルモン(しあわせホルモン)が一気に減る
出産時にピークになる女性ホルモンは、出産を終えると、一気に減少し、「もの悲しさ」を感じさせます。
「赤ちゃんが生まれてうれしい」という気持ちとは裏腹に、更年期の女性のように「悲しさ」が何となく漂うのは
このホルモンの変化によるものと考えられます。
また、妊娠中は赤ちゃんと一体感を感じていたのに、おなかから居なくなってしまった、
という物理的な「喪失感」も加わり、産後ママは何とも言えない複雑な気持ちを抱えています。
3)授乳がうまくできないと、ママの休む時間が極端に少なくなりがち
生まれてすぐの赤ちゃんの授乳は、少なくとも3時間おきにはあるでしょう。
母乳メインの育児であれば、授乳間隔は3時間ももたないことがしばしば。
はじめのうちは1~2時間で頻回に授乳をする日もたくさんあるでしょう。
産後に多くのママが最初にぶつかる育児の壁が「授乳」です。
赤ちゃんがおっぱいを直接飲めない、搾乳が必要な状況である、
赤ちゃんがおっぱいをくわえるまで時間がかかる、おっぱいに痛みがあるなど、
1回1回の授乳に時間がかかると、ママの休む時間は極端に少なくなってしまいます。
4)(経産婦さんの場合)この状態に上の子のお世話も重なる
2人目以降のお子さんの産後は、上記の状態に、上の子の育児も重なります。
そして、まだ上の子も小さいことも多いので、「赤ちゃん返り」があったりして、
いつも以上に手がかかったり、イライラする状況にもなるでしょう。
こんな状態のところに、
「授乳がうまくいかない」「家事や育児のサポートがない」などということが重なると、
ママは「寝る時間がほとんどない」という状態にいとも簡単に陥ってしまいます!
眠れない日が何日も続くと、母乳は出なくなり、精神的にもイライラしたり、泣きたくなったり・・・。
マタニティーブルーが長引いたり、夫婦関係が悪くなってしまう、なんてことも。
産後ママに大切なこと
1)周りの人に助けてもらいながら、回復しよう!
まず、第1に、「産後3週間はとにかく安静に!」を心掛けて、体を横にして休む時間を確保することがとても大切です。
授乳も寝たまま授乳する「添い乳」で構いません。
ここで無理をしてしまうと、体が回復しきれず、いつまでも不調を抱えたり、突然高熱を上げたり、体調をくずしやすくなったり、これから長く続いていく子育て期を元気に過ごしていくのが大変になってしまいます。
ひとりで頑張ろうとした結果、産後うつになったり、乳腺炎や乳房トラブルを繰りかえす・・・といったこともあります。
産後は決して一人で頑張らないで、周りに頼ってください!
2)この時期に、ママが上手に休むためには、周囲のサポートが必要不可欠です。
【パパやご家族のサポート】
おっぱいをあげること以外は、パパ(ご家族)にもできます。
頑張り屋さんのママは、パパ(ご家族)になかなかお願いしづらいものです。
「おっぱい終わったら、抱っこするから、少し横になっていいよ」
「抱っこしてるから、ご飯ゆっくり食べて」
など、パパ(ご家族)のほうから、ぜひ声をかけてみてください。
赤ちゃんを抱っこしてユラユラしてくれるだけでも、ママは体を休めることができますよ。
★ママに「寝る時間」を1時間でもいいので、作ってあげてください!!
※ママの寝る時間を確保するために、助産師の立場からご家族にお願いをすることもあります。
3)育児の最初の壁は…「授乳」!?
【授乳や育児で悩んだら、迷わず専門家に相談を】
生まれたばかりの赤ちゃんの授乳に関する相談は助産師さんの専門分野です。
育児の困りごと、特に授乳に関しては、一人で頑張らず、早めに当院にご相談ください。
専門家から授乳の支援をきちんと受けることで、
楽に、かつ効率的に授乳ができるようになっていくことでしょう。
また、授乳と授乳の合間に上手に休めるようにもなっていきます。
4)母乳育児は特に最初の3週間までがとても大切です。
出産後に病院を退院する頃のママのおっぱいは、張りがとても強いことが多く、乳首も硬くて、赤ちゃんにも飲みにくい状態であることがよくあります。
赤ちゃんに吸われると痛みを伴ったり、傷ができてしまったりすることも。
特に、乳首が小さい・大きい・痛みがあるなどで、赤ちゃんがおっぱいを直接飲めない場合(直母が出来ない場合)は、ママはしばらくの間、自分で搾乳をして哺乳瓶で赤ちゃんに母乳を飲ませることになります。または乳頭保護器を使っての授乳になるかもしれません。このような場合は特に、授乳に大変時間がかかるので、専門家の支援が必要になります。
産後ママの中には「1か月健診までは1人で頑張ろう!」と思ってしまい、
必死にがんばってがんばって、つらい1か月を過ごす方もおられます。
産後ケアでは、ママと赤ちゃんの状況に合わせた授乳支援をしていきます。
当院では、産後間もない赤ちゃんの授乳支援を数多く経験してきました。
抱き方やくわえ方を見直すのはもちろんのこと、
痛みを与えない乳房ケアの技術で、産後ママの乳房をやさしくケアし、赤ちゃんが飲みやすい状態に近づけるお手伝いもしています。痛みのない乳房ケアはオキシトシンが分泌され、癒しの時間になります。
乳房の状態や、赤ちゃんも、ママの回復状態も日々変化していきます。
当院の産後ケアは、産後1か月健診までの一番大変な時期にとくに支援に入りたいと思っています。
その時期、その時の状態にあったアドバイスやケアをしていきます。
だいたい1週間おきに訪問し、赤ちゃんの体重が増えているかどうかや必要時、お肌のケアや姿勢のケアなども、ママと一緒に行っていきます。
ママだけでなく、赤ちゃんも心地よい状態で過ごせることは、赤ちゃんの睡眠や発育にも大切なことです。
ママのお身体や心の状態にも寄り添います。
骨盤ケアでは、腰痛・恥骨痛・尿漏れ・便秘・痔・陰部下垂感などへのアプローチをいたします。
マタニティーブルーが強い方や、出産体験の聞き取りなどで不全感がある方へは、「産みなおしワーク~カンガルーケア」などもしています。
きょうだいがいる場合は、きょうだいの赤ちゃん返りなども心配ですね。
話を聞いたり、対応をアドバイスしたり、ママ以外のご家族も含めてケアしていきます。
安心感の中で、ゆっくりママになろう
「赤ちゃんが生まれて嬉しい!」「かわいい!」「我が子が大好き!」
そんなハッピーな気持ちであふれる産後の日々を送ることが出来たら、
赤ちゃんもどんなにうれしいことでしょうか。
これからの時代は、産後はママ一人で頑張る時代ではありません。
たくさんの人にやさしくしてもらいながら、ゆっくり回復して、ママとして元気にスタートしていきましょう。
すべてのお母さんが、やさしさで包まれる「しあわせな産後」を送ってほしいと願っています。
ママが、赤ちゃんの可愛さを実感できる余裕を持てますように。
ママにとって、我が子の赤ちゃん時代が「つらい思い出」ではなく、
「幸せな思い出」になりますように。
いつでもそばに、助産師は、います♡
赤ちゃんとママのために、産前産後ケアを受けよう!
産前から継続してケアを受けられることで、ママ自身の心と身体を整えて出産子育てに臨むことができます。
一般的に、出産前の両親教室や妊婦さんへの心身のケアが提供できる場所は少なく、
ほぼ産前の教育を受けることなく、心や体の準備も不十分なまま出産に臨む妊婦さんが大半です。
しかし、それではいけないと、自分で学ぼう!と意欲のある妊婦さんたちが当院には集まってきます。
その方々のおかげで、産前から産後までの継続ケアを形作ることができました!
継続ケアによる「安心感」をどうぞ、ご体感ください。
~あなたの妊娠出産子育てを、もっと幸せに~
\ 産前から産後まで・継続コースできました /
継続コースの詳細は下記リンクからどうぞ!
産前産後ケアハウス・助産院ばーす
【電話】090-7566-4827
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担当助産師:石岡まで
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