一歳すぎてのおっぱいについて
10ヶ月ころから、
お母さんたちの中では
「いつまでおっぱい飲むのかしら?」という思いが出てくる方がいます。
一歳を過ぎると、周りからも
「まだ飲んでるの?」コールが多くなる…
2002年4月から、母子健康手帳の「断乳」という言葉が消えてから、もう15年になりますが、
まだまだ世間一般では「1歳すぎたら断乳」のイメージが強いんだなぁと感じています。
しかし、
お母さんたちの中では、やはり、
自然な流れでおっぱいを卒業していけたらいいな…と
考える人もちゃんと増えてきているので嬉しく思います。
おじいちゃんおばあちゃん世代は、「1歳で断乳を」と指導されてきた世代なので、1歳すぎの授乳にはなかなか理解を示してくれないのは当たり前。
いつまで飲ませたらいいのか、悩んでいる方への私の答えは、
一言でいえば、
「赤ちゃんもお母さんもおっぱい時間が楽しい時間である限りは、どうぞいつまでも続けて下さい」
です。
母と子の絆であり、赤ちゃんとお母さんの安心感の基地であったおっぱい。
それを突然とりあげるのは、お母さんにも赤ちゃんにも、心身に負担がかかります。
できることなら、両方が納得して、
お互いの成長にプラスになる機会にしてあげたい。
母乳を飲ませているお母さんにオススメの本
「日本母乳の会」から出されている本で、
その名も「卒乳ーおっぱいはいつまでー」。
読みやすくて、とってもオススメです!
以下一部抜粋です。
人間の赤ちゃんは他の動物に比較して、未熟性を持って生まれるため自立も遅く、約一年かかって、やっと1人歩きできるようになります。よって、人間の赤ちゃんの乳児期は準胎児期と呼ばれ、胎児に準ずる育児でよいとされます。すなわち、“しっかり抱いて、やさしく語りかけ、そしておっぱい”が3原則なのです。
一言で言えば、乳児期は赤ちゃんの“甘えの感情を十分に満たしてあげること”が基本で、これによって、生理学的にも、生物学的にも自然に“母と子の絆”すなわちお互いの基本的信頼関係が構築されていく時なのです。
「断乳」のつまりお乳を断つということは、乳児期にせっかく構築されてきた母子の信頼関係に影響を与える可能性もあります。
いろいろな都合で、どうしてもおっぱいから離したいのであれば、何か母乳にかわるもの、それは物質ではなく、強い抱きしめ、お母さんとの接触など、生活の中でおっぱいに変わる楽しみを赤ちゃんに与えることを忘れないようにして欲しいものです。そんな環境において、はじめて赤ちゃんは精神的な不安もなく自然におっぱいから離れていけるのです。この甘えの中から赤ちゃん自身の自立が本来の自立と言えるのであり、これが「自然卒乳」なのです。
詳しく内容知りたい方は、
700円とお手頃な価格ですので、
ぜひご一読下さいね╰(*´︶`*)╯♡
amazonでポチして、次の日には読めますよ♪
助産院ばーすでも、卒乳・断乳のお悩み相談しています。
1人で抱えずに、どーしたらいいか悩んでいる方は是非お気軽にご相談くださいね!
全てのママの赤ちゃん育児が幸せな時間になりますように♪♪
いつでもそばに寄り添う存在でありたい、助産院ばーすです。
0コメント